澤岡泰子版画展 オープニング＠JIKE STUDIO

昨日は、お世話になっている園の近くにある
ギャラリー「JIKE STUDIO」でライアーを弾いてまいりました。

以前、濱崎道子先生の書展を見に行って、
その際、持っていたライアーも弾かせていただいたのですけれど、
今回は澤岡泰子先生の版画展のオープニングに
ライアーの音を添えさせていただきました。


（写真提供 まさじ さま／→http://masaji36.at.webry.info/201103/article_9.html）

澤岡先生の版画は、木のリトグラフで作製されたもので、
微妙な色合いや、かすかにみえる木目が
なんとも深い色･･･グラデーションをみせていました。
ライアーの響きのやわらかさにも通じる、豊かな感じ・・・。

とってもすてきでした。

たくさんのインスピレーションを受けて、
ひとつひとつの音を版画の向こう側の宇宙へと響かせて・・・
そんな気持ちで演奏させていただきました。



たくさんの方々がいらしていた版画展。
4/3（日）まで開催されていますので、みなさまもぜひどうぞ。
また3/27（月）には、木のリトグラフのワークショップもあるようですよ。

詳しくはJIKE STUDIOへお問い合わせ下さい。
→http://tsuki-zo.jp/jike-studio/


※企画展 木のリトグラフ 澤岡泰子の世界展

2011年 3月 3日 (木) ～ 4月 3日 (日)
10：30 ～ 17：00 火曜休廊

「木に絵を描き、彫り、削り、長い時間をかけて、やっと到達する、すりとる瞬間、紙をめくる時のわくわくする想い… その繰り返しの中で、人の心にひびく作品が作れればと願っています。木肌にインクがしみてゆき、あらわれてくる木目を通して、その向こうに見えてくるものを、自分の中に探していきたい。」