聖なるばしょ

昨日の滝はほんとにすてきな場所でした。
とある川を、そろそろっとのぼっていくと、
高い岩に囲まれた場所にでて・・・
そこの上から水が流れ落ちてきているのです。



なんというか・・・聖なるばしょ・・・って感じ。
そこで感じたたくさんのこと・・・。
そうよね。聖地って、なにか感じるようなそんなことを必ず含んでいる。

それって、空間的な場所もそうなんだけど、
時間的にもその場というのがあるんだそうで、
つまり、その時間、その場所にたどりつけること、
そのこと全体が「聖地」なんだそうで。

だからね、例えばその場所にもう一回いったとして、
同じことを感じられるとは限らない。

なにか感じるってことはさ、それまでのたくさんのこと・・・
たいへんなこととか、たのしいこととか、
誰と出会って、なにを感じてきたのか・・・。
そんなことまで、かかわってきて・・・。


そして最後にその時、その場所に、その人と、もしくは1人でいて
それでいて、きちんとたくさんのものを受けとめて・・・


そうやって感じるものなんだなと。



だからひっくり返せば、実は場所自体はどこにでもあったりして、
またいつでもよかったりなんかもして、
その感じを受けとることができたのならばね。
そこにいること・・・それが聖なる場所。




だからね、きれいにしてきました。たくさんあったよ、ゴミ。
あの場所にいて、こういうふうに受けとれたなら、
決して捨てることのできないゴミ・・・なんじゃないかな。
きれいな場所にしておきたいもの。

だからね、感謝をたくさんこめて拾ってきたの。



こゆ思いって、いいよね。ちからづよいよね。
「ゴミはもちかえろう」とか「ゴミひろいをしよう」とか、
そういった標語をたたきこむよりも、ちからがあるよ。