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涙の音色

さてさて、今日は福間麻子さんのバースデーライブがありました。
麻子さんの絵本の読み聞かせと、数々のミュージシャンとの共演、
そして麻子さんも加わっているゴスペルクワイアのライブ・・・。
内容もりだくさんのライブでした。

お誕生日を迎えて、新たなときに向かっていく麻子さんの
美しく、しあわせな姿がとってもあらわれていたステージでしたよ。


さてさて、わたくしは・・・といいますと、
今回、麻子さんは絵本なしの「語り」。それにライアーの音。
でね、その麻子さんの語りが、またすばらしかったのです。
語るおはなしは、角田光代さんの「涙」という、ちょっと泣けるおはなし。

そして、麻子さんの声のトーン、話のタイミング、間のとりかた・・・
イメージが鮮明にうかびあがり、場面がしっかりと色をもってつたわってくる、
とっても、すばらしいものだったのです。
音を加えながら、これ、ライアーの音いらないじゃん・・・って思うくらい。


じゃ、どーしましょ、と。弾きながら考えてまして・・・
おはなしのテーマになっている、涙・・・これを伝えていこうと。
ひとつひとつの場面にあった音を奏でつつ、
そこに、ぽつりぽつりと、涙のイメージの音を加えていくことに。

涙といってもいろいろあるじゃないですか。
ながれてくるもの、あふれてくるもの・・・流れない涙だってあるし、
その人の気がつかないところ・・・裏で泣いている涙もある。
そんな、おはなしの底辺にずっとながれている涙を奏でていようと・・・


音だから、はっきりしないけど、どこかながれている涙・・・
それが、おはなしの最後に紐とかれていって・・・みたいな。



まぁ、なかなかこゆの説明できないのですけど、
ともかく、なんかすごくステキな「語り&ライアー」になりました。

いらしていただいたみなさま、そして麻子さん、
ほんとうにありがとうございました。


20121027_165730.jpg

※撮影は出演もされていた、玉木美帆さん。ありがとうございましたー

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