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英円楽器さんのライアーを弾いてみました [ライアー(竪琴)]

昨日、二子新地でワークショップをされていた英円楽器伊藤英円さんに
お会いして、その楽器を試奏させていただきました。
http://www.hidemarugakki.com/

この楽器との出会いは・・・といいますと、
わたくしの生徒さんが英円さんの作製した小型ライアーを持っていまして、
これがなかなかステキだったんです。
で、機会あったら、ふつうのライアーも弾いてみたいなと思っていまして・・・

英円さんは、北海道にいらっしゃる方なのですが、
東京には毎月ワークショップでいらっしゃっているんですね。
で、やっと昨日時間が合いまして、弾きに行ってみました・・・という。

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さっそく弾かせていただいたのは、35弦のライアー"SAKURA”という名前がついております。
わたくしのヨエックスよりはかなり小さめ。ちょっと縦長なつくりで軽いです。持ち運びにはうれしいですね。

形はちいさいのですが、音は深みのあるやわらかな響き。
ほんとにきれいで・・・とくに消えていく音が美しいです。消えそうで、でもまだ響いていて・・・
空間に溶けていく感じで、どこまでもその音に入っていけます。

胴体が小さい分、低音成分の響きや音量はうすくなりますが、明るい音ととらえることもできましょう。
でもキラッとした感じではなくて、どこかおちついた音・・・なかなかわたくし好みな楽器でした。

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さらに、アルトライアー(こちらは”KANATA"という名前です)も弾かせていただきました。
こちらは、わたくしの楽器くらい(横幅は小さいくらい)。つまりアルトライアーにしては、結構小さいです。
大きなボディで重厚な低音というアルトライアーの音のイメージはないです。
でも、音はすてき・・・明るめな低音が、とてもきれいなんです。
しっかりと弦をならすと、芯のある低音がふわっと広がっていきます。
この音で、この小ささ。アルトライアーは大きいから大変・・・と思っている方にはお薦めかもしれませんね。


そして・・・あの小型ライアー(”DAKKO”という名前ですね)も弾かせていただきました。
12弦のダイアとニック(ピアノの白鍵のみ)の楽器なんですけど、
このかわいさ・・・ねぇ。音もしっかり立ち上がって、ふぅっときえていく優しい感じ。
ふつうのライアーとは違った、小型ライアーらしい世界をつくれますね。

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まぁ、そんなこんなで、すばらしい楽器たちに出会うことができました。
英円さんご本人らしい、とってもやさしい楽器・・・かなりいいですよ。
詳しくは、英円楽器さんのHPをご覧になってくださいね。
http://www.hidemarugakki.com/

英丸さん、そしてワークショップに参加されていた方々、お忙しい中、ほんとうにありがとうございました。

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