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甲野陽紀先生の音楽家講座 [ライアー(竪琴)]

昨日は、身体技法研究者 甲野陽紀先生音楽家講座に参加してまいりました。
身体の動きについて深く研究されている甲野先生、
音楽と身体との関係について、独自の観点から観ていらっしゃるのです。
今回、ライアーを弾くときの身体の使い方について学びたいと思い、参加いたしました。
 
しかもこの講座は少人数制・・・個別のアドバイスをいただけたりするのです。
これが大きかったですね。
そもそもライアーという楽器があまり知られていないので、
実際に弾いているのを見ていただかないとということ、
さらには、弾くときの姿勢や身体の使い方って、その人々によってまったく違うんじゃないかと思っていたので、
これは、個別にみていただかないとと思っていたのです。

もっと実質的には・・・弾いていると左肩に負担がかかっているのがわかるのですよ。
これをなんとかならないかなぁ・・・とかね。
 
 
昨日の講座では、共通のテーマとして「末端から動く」というのがありました。
実際にいろいろと動いてみて、「注意を向ける」ことで、身体が自然と必要な状態に在ることが実感できました。
「注意を向ける」というのが、なかなか人によって違った言葉になりそうですけど・・・
「フォーカスする」とかいいますが、それだと「注意を向けすぎる」状態なんですよね。
もっと自然と・・・この按配を言葉で説明するのは難しい。でも、実際に動くとつかめたりします。
この「注意を向ける」こと・・・どの楽器でも(なにをするにしても)ひとつのポイントになりそうですね。
 
後半の個別指導のところでは、ライアーを弾いているのを見ていただき、アドバイスをいただきました。
問題の左肩は・・・右足を組んで楽器を支えるわたくし独自の演奏スタイルが原因でした。
そこで支えようとするあまり、左肩の方に余計な力をかけていたのですね。
左足を固定する部分とし、右足は実は自由にしておく・・・
自然と楽器の動きに合わせて支える感じにしておく・・・ということ。
言葉としては「支えようとしないこと」。その辺がポイントだったようです。
 
その他、指のうごきとか、演奏するときの「注意の向け方」とか・・・いろいろと学ぶことが多かったです。
ありがとうございます。
ただ・・・わたくしまだそれを実践できていないのですね。だから、うまく説明できないかも。
アドバイスはいただいたけど、まだ自分のものになっていないような気がします。
だから、説明できないかも。これから日々弾いていくなかで、判っていくことかもしれませんね。


この甲野陽紀先生の講座、なかなかお薦めです。
楽器を演奏するのにどのように身体をつかったらいいのか・・・
音楽家として、あまり気づかない観点から、自分の演奏をみつめなおすことができますよ。

次回の講座は5/30(土)にあるそです。場所は京王線の柴崎駅ちかく。
詳しくはHPをご覧になってくださいね。
http://harunorikono-ongakukakouza.jimdo.com/

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