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「音」の魅力

ライアーを弾いていると、音にたいしての感じかたがするどくなります。

弦をそっとはじいて、音として宙を舞い、
そしてだんだんと、その音は消えていく・・・。
そこに美しさがあるなぁと、そう思うのです。

その音のつながりであるメロディーとか、
複数の音の響き合いである和音(コード)とか、
音と音の時間的間隔から生み出されるリズムとか・・・
そういったものも、もちろんすごくステキです。

ただ、ライアーを弾いていると、
「音」そのものの魅力を充分に感じることができるのです。


まぁ、ライアーでなくとも、楽器に、音に対して、
自然と向かい合っていると、そうなるのではないかとも思いますけど。
わたくしにとっては、いま、ライアーがいちばんわかりやすいのです。



弾ける、弾けない・・・とか、うまいかどうか・・・ではなく、
その「音」の響き・・・「音」自体の持つ意味・・・。
そこに、その後ろに、奏でている人、そしてその人の魂・・・
そんなものが感じられたら、とってもすてきだなぁと思うのです。


自然の中にいるのも、子どもたちといるのも、
そしてライアーを弾くのも・・・おんなじかもしれません。
そこに共にいて、それらを感じること・・・。

望んだなにか・・・だけでなく、ただそこにあるもの。


うーん・・・どーいえばいいのでしょうね。
ただ、身をまかせる・・・とか。


もちろん、わたくしも弾くにあたって、いろんなこと考えたりもします。
うまくひけないよー、なんてこともたくさんあります。

でもね、それはそれとして、ただその音を感じていると・・・
それはとってもうれしかったりするし、
そこから、わたくしは音楽を表現していきたいな・・・と思ったりする・・・とか。



楽器としての魅力・・・その人にとっていろんな楽器があるでしょうし、
また愉しみかたもたくさんあると思うのです。
どんな楽器だって、魅力ある音が出てくると思うのです。
すてきな瞬間・・・あると思うのです。


そんな「音」に対する感じ・・・そこから世界の感じ・・・
そーいった音楽がしたいです。

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