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森の音 ライアーの音

えっと、例えばトランペットとか、あと和太鼓とか・・・
そういう楽器って、音がなるとみんなが振り向く、はっとする、
というちからづよさがあると思うのです。
だから起床に使われたり、開始の合図につかわれたりするのでしょう。


ライアーの音は、それとは逆に、
きいている人が耳をかたむけないときこえてこない・・・そんなやさしい音なのです。

先日、今度イベントをやるRoomsさんに伺ったときも、
ライアー弾かせてみていただいたのですけど、
その場にいたお客さんは、普通にに、それぞれで会話してたもの。


そんな音なので、お話に音楽を添えたり、踊りの後ろで弾いていたりしても、
決して、話や踊りをじゃましたりはしないのです。
それと調和して、より深い世界へと導く・・・そんな魅力をもっています。
おかでさまで、たくさんの方々に声をかけていただき、ご一緒させていただいてます。



でね、自然の中にある音って、こういうやさしい感じだと思うのです。
風の音、木の葉の揺れる音、川の流れ、波の音・・・
それぞれ、その音に耳をかたむけないと
やはりすーっとながれていってしまうような音。

そしてそれに耳をかたむけていると・・・
音が心のふかいところにとどいて、いろんなことを思い出す・・・
さわやかな感じとか、ゆったりした思いとか・・・幼い頃とか、あの夏とか・・・

それはその人それぞれによってちがう。
あるひとつのメッセージはないし、また、感じない人は感じない。
でも、それを感じるひとは、なんともいえないふかい思いにつながる・・・。



ライアー弾いていると森の中にいるような感じがする・・・
こういうことなのかもしないなぁと思うのです。

そんなふかくやさしい音を奏でてみたいのです。


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