SSブログ

紫陽花革命というんですか

昨日の官邸前での反原発のデモにたくさんの人が集まったとか・・・。
わたくしも行こうかと思ったのですが、お疲れだったので、自宅でUstreamの中継をみていました。

いろんなこと思いましたです。


例えばね、デモに集まった人の人数・・・
主催者発表で15万人(なかには20万っていう数字も)、警察発表で1万7千人・・・。
この数の違いってなんでしょうね。どちらが正しいか・・・さぁてね。
Ustreamの中継だと、1万7千じゃ足りないなぁという感じでしたけど。

ま、数字そのものの発表は、いろんな意図が加わっての発表なんだと思います。
その意図まで含めて、わたくしたちは情報を得ているのであって、
受け取る側で、どうとるのか調整しないといけないのかもしれませんね。


そもそも今回のデモ、主要なマスコミの中では、報道していないところもあったりもするのです。
なにを報道するか・・・それはその局、社の意図が絡んでくるのでしょう。
そういうものなんだな・・・とわたくしは受け取りました。
だったら、別の意図が絡んでいる、もしくはできるだけ生に近い情報を得たいなと。
今回、Usteamを観てたのは、そういった思いからでもあります。
(そもそも、わたくしTV持っていないというのもありますけど)

IWJ(Independent Web Journal:→http://iwj.co.jp/)で、ライブ中継していたのですけど、
こういった生放送がマスコミの手ではないところで発信されているというところに、
インターネットのちからのすごさを感じました。
デモの中に入っていって、参加者に直接インタビューしてまわる、
IWJ責任編集者の岩上さんの報道は、その生々しい状況をつたえてくれていました。
もちろんIWJの意図があるのでしょうけど。



たくさんの人が、ひとつの思いでつながっていた今回のデモ。
いろんな方々がいました。ほんとに。
それだけ拡がった、ちからづよい思いなんだなということがわかります。


そしてね・・・そのデモが、終了時間になるときちんと終わって、
1時間後くらいには、ちゃんと解散していたこと・・・これってすごいなぁと。

なんて平和的なデモなんでしょうね。
これだけ大きなことで、ちからづよい思いなのに、きちんとそれを収めることのできる状況。
あんだけたくさんの人がいたら、暴動が起きても不思議でないのにね。
また来週・・・って、このやさしさ。
この国ならではかもしれませんね。世界的には奇異な状況かも。

でも、このやさしい気持ちが、観ていてうれしくなりました。
その夜、直接答えをかえるインパクトにならなくても、
きちんと気持ちを伝えて、そして平和にことをすすめていく・・・そんなデモ。
祈りにもつうじた表現方法なんじゃないかと。

現場にいたわけではないので詳しいことはわかりません。
なかには攻撃的な、暴力的な方法をとろうとする方々もいたかもしれません。
でも、全体としてそうならなかったことに、喜びを感じます。

表現、Artっていってもいいのかなと思うのですけど、
こういう気持ちであらわされる方法が、わたくしは好きです。


いろんな人がいて、いろんな思いがそこに在ったのだと思います。
そういう機会があったこと、なにか大きな変革の波を感じます。


すてきな未来へと・・・この祈りをとどけていきたいと思います。

RIMG5148_up.JPG

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。