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ひとつになって奏でる

今日はライアーのレッスンをさせていただきました。
テーマは即興演奏・・・5つの音(ペンタトニック)をつかって、
好きな音を好きな長さで弾いてみましょう・・・みたいな。


で、ですね・・・わたくしもよく即興で弾くのですけど・・・

例えば、森にいってライアーを奏でると。
なにかの曲ではなく、そのとき弾きたくなった音を弾き、
それを好きなだけ響かせて、次の音へ・・・みたいな演奏。

そのとき・・・弾いているのは誰なのでしょうね。
もちろん、わたくし竪琴を奏でているのですけれど、
その弾きたい音って・・・自分で弾きたいって思う音を弾くのではないのです。
実はそれだとおそいのですよ。もっと直感的なものだったりする。

自分は楽器を持って、こころをしずかにして奏でているだけ。
音が生まれるのは、もっとその先に在るのなにか・・・なんじゃないかと。
森で奏でているのだったら・・・森が弾いているのかもしれないね・・・とか。


ひとつになったって、こういうのをいうのかなぁと想うのです。
わたくしと森の木々が、たくさんのいのちがひとつになって、そしてこの音楽が生まれる・・・。
わたくしであり、森の木々であり、そのほかたくさんのいのちであり・・・
どれもちがっていて、ひとつのつながっているなにか。この音に・・・この世界に在るなにか。


最近よく感じる「ひとつなんだぁ」っての、こんなところでも想っていたんだなぁと。

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