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病院での、絵本とライアーのコンサート

昨日は、とある病院へボランティア。
小田急相模原の絵本屋”よちよち屋”の中本さんの絵本との
コラボレーションでお伺いいたしました。


その病院は、脳神経関係の専門の病院でして、
いろいろとたいへんな方々もいたりするのです。
なので、いつもとちょっとちがった感じのライブになりました。

曲を弾いても、どういうふうにそれが伝わっているのか、
絵本の世界を理解できているのかどうなのか・・・
そのあたりがはっきりしないという・・・


でもね、中本さんの絵本は、不思議とその世界に引き込まれるのです。
そして絵本の向こうにある、言葉にならない世界・・・これがすごく感じられるのです。
言葉も絵も越えた不思議な感じ。

そしてライアーの音色・・・同じようにこころに響きわたる感じ。
なにか音そのもから直接感じられる美しさ・・・


入院されている患者さん、そして介護にいらしているご家族の方々は、
ほんといろんな思いがあって、それを懸命に乗り越えて生きていらっしゃる・・・
その思いにとどき、そっとやさしくふれることになったらと、
少しでもなごむことになればいいなと・・・そんな思いで奏でてまいりました。


みなさんの愉しそうな表情を感じる(どこかでそれを感じられるのです)たびに、
微笑みかえしたり、泣きそうになったり・・・
こういう機会をいただいて、ほんとうにうれしかったです。



再来週にも、またお訪ねすることになってはいるのですが、
こういう演奏を・・・これからもしていきたいなと思うのです。

いらしていただいた方々、病院のかたがた、
そして、中本さん、野澤さん・・・ほんとうにありがとうございました。

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