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そっと、その場によりそう音 [ライアー(竪琴)]

先日、ピラティスとコラボレーションさせていただいた、ひの社会教育センターさんに
わたくしもCD"Sora-Oto"を置かせていただくことになりまして、今日届けに行ってきました。

センターのロビーに入ると、ちょうど今開催されている書道展の会場になっており、
そこに"Sora-Oto"が静かにかかっていたのです。
公共の場に静かに流れるライアーの音・・・


"Sora-Oto"を作るとき、参考・・・というか、ちょっと思っていたのが、
ブライアン・イーノ"Music for Airports"という作品。
タイトルどおり、空港という場所とその機能のために作られた音楽なのです。
その空間と溶け合う感じがすごくすてきで・・・そういう音をつくりたいなと思っていたわけです。
実は、ぼくは、あまり空港という場所に行ったことがないのですけどね。

"今、ここに在る音楽"、つまりライブの演奏でなく、
"いつでも、どんなとこでも在る音楽"という特性がCDにあるとしたら、
そのとき、その場に、静かにとけあう作品にしたいな・・・と。


ロビーでは、いろんな人が、いろんなことをしているわけです。
なにかしている時は、音がなっていることには気がつかなかったり。
でも、ふとしたすきまの瞬間に、そっと耳にとどく竪琴の音色が、
どこかその人の、その行いをやわらかくつつんでいる。そんな感じでした。

そこにいる方々のさまたげになることもなく、そっと寄り添うように、そこに在る音楽・・・。
このCDをつくって、よかったなぁと、そんなことを思いました。


ちなみにこのCDは一般のCDショップなどでは販売しておりません。
ライブなどにいらしていただくか・・・もしくはHPよりお申込くださいませ。
あ、"ひの社会教育センター"でも、12/4のイベントの時まで販売しております。


なお、ひの社会教育センターでは、11/9(日)
センターのさまざまな活動についてのイベントがあるそうです。
詳しくはこちらをご覧くださいね。
http://hino-shakyo.com/141109/

みやた_SoraOto 

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