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どこかに響く音

とあるご縁から、障害をもつ子どもたちの施設にてライアーを弾いてまいりました。

さて、どうなるだろうと、きいてもらえるのかしらと考えたあげく、
コンサートのような形ではなく、お弁当の時間に、
BGMのような感じで弾くということにしました。


子どもたち・・・いつもよりおちついて食事していたとか。
弾いていて、ゆったりとした気持ち、静かな気持ちが伝わってきました。

彼ら、反応はさまざまですけど、きいているのですよ。確かに耳にはいっていっている。
そして、言葉でなくとも、ストレートな行為ではなくとも、そのうれしさを表現してくれていました。


ちなみに大半は即興演奏でした。彼らをみながら、その気持ちを感じながら・・・
きいたことある「あの」曲ではないのに、リズムも一定にきざんでいるものないのに、
ながれ・・・ライアーのもつ音の響き・・・音のながれ・・・
それがどこかに共鳴できて、心地よかったのでしょうね。


今日のこのことがどこまでのこるのか、彼らの今後にどう影響するのか・・・わからないです。
でもね、今日のあの時間、静かな気持ちになれたこと、すてきに思ったことは確かでしょうし、
その気持ちがあったことが、明日につながっていくのだと思います。

「療法」なんてこといえませんけど、音楽のちから・・・でしょうかね。
どこかに響いて・・・そして拡がって、またどこかへ。

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