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森の響き [ライアー(竪琴)]

今日は森に行ってライアーを弾いていました。
とっても響きがいいんです。

音響という見方をすると、そんなによくないはずなのにね。
屋外にさらすのは、楽器自体に対しても、あんまりよくないかも。
それでも、樹々にかこまれている森に弾きに行ってしまいます。


森には、他の音もたくさんあります。
風の音、木の葉の音、川の流れ、鳥や虫たちの声・・・
雑音?そうですかねぇ・・・。
そういう音をいっしょに聴きながら奏でるんです。
すると、ライアーの音は、自然の音の中にとけこんでいきます。

ライアーの音色は、太鼓やラッパのようにインパクトがありません。”弱い音”です。
でも、だからこそ、つつまれているものにとけこみ、調和する音色だと思っています。
”その場の音”が奏でやすいのも、この特性だと思ってます。



常に、たくさんのものにつつまれています。
それは、どこにいてもそう。森でなくともね。
そのつつんでいる存在たちと調和する・・・そんな音楽になるんです。

森と一体となっているライアーの音・・・
そして奏でている(聴いている)わたしも、それらと調和し、ひとつになっていく・・・
世界を、地球を、宇宙を感じ、ただその一部として、こうして奏でているわたし・・・
それを感じたくて、ぼくは森に奏でに行きます。

みやた13

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